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臨床

あらゆる活動は「臨床」のために営まれる

 病いや障害を持ちつつ在宅で暮らす生活者にとって、「医療」は水道や電気、ガスと同様にライフラインに位置づけうる必須の要素と言えます。しかし、在宅医療においては単に自宅で医療提供を行うにとどまらず、患者さんの生活や人生、とりまく家族や地域を把握し対応する必要があります。つまり、緻密な診断や最高水準の医療遂行以上に、平穏な生活の継続や苦痛の緩和、生活の質の維持向上に重きを置くという立場です。

 このように、在宅療養者を支えるには「医療」だけでは片手落ちであり、生活を支える視点が必要不可欠です。その意味で、在宅医療という臨床活動の営みにおいて、狭義の「医療」以上に「ケア」が重要であり、その中心を担う「看護」が在宅医療の根幹を支えるということができます。当院が大切にしている「患者中心の医療ケア」や臨床実践については、映像教材「在宅医療の風」でその一端を感じていただけると思いますので、是非ご覧下さい。

 「連携」や「教育」、「研究」、「地域活動」というさまざまな実践も、すべてこの「臨床」につながっており、患者さん、そして地域へと還元するための営みとして取り組んでいます。当院が開設時以来こだわって取り組んできた実践やその言語化をこの「臨床」のページでご紹介したいと考えています。

医療法人財団千葉健愛会理事長・あおぞら診療所院長 川越正平

 

臨床メニュー
がん

がん患者さんの退院支援「帰って来られる地域とは」

在宅緩和ケアを行った膵癌患者16例に関する検討
~疾患の軌道を踏まえて適切な時期に適切な介入を行うために~

認知症

認知症ステージアプローチ

難病

難病患者を看取りまで支える在宅医療

看護

ターミナルケアにおける在宅医療とリハビリテーション 
認知症・老衰のターミナル期~姿勢に焦点をあてて~

ステーションカンファレンス

在宅医療の推進を担う看護職の役割

在宅医の立場から看護基礎教育に期待するもの

食支援

摂食嚥下障害を有する高齢者の地域支援体制の取り組み収集、分析に関する調査研究事業

在宅患者にどのような歯科介入が求められるか

訪問歯科衛生指導に取り組む歯科衛生士養成の取り組み(歯科衛生士道場)

在宅医療における医科歯科の連携実例集

医科歯科連携の課題と対応

看護師・歯科衛生士が協働して行う口腔ケア

在宅医療における歯科衛生士の取り組み

臨床連携

在宅療養移行報告書

ホスピストライアングル

集中ケア担当者会議の実践報告

医療と介護の連携を深める基礎知識

薬剤師がグループホームに提供する包括的な薬剤管理

患者さんご遺族向け催し

お食事会

あおぞらの会 講演会

かき氷大会

クリスマス往診・クリスマスカード

バーベキュー

臨床実践紹介

クロストーク日英地域医療

在宅こぼれ話 第4回「救急隊からの『一本の電話』」

対談「これからの在宅医療を考える~地域包括ケア時代のかかりつけ医の役割~」

在宅で診る肺炎診療の実際

あおぞら診療所の紹介 地域で最期まで過ごせる”街角のホスピス”実践のために

在宅医療の風【映像】